【マッチングサイトと一括サイト】

お問合わせが来た時に、単価はいくらですか?と、よく聞かれます。 弊社は850円です。 マッチングサイトや一括見積もりサイトは、元請け業者の見積もり+紹介料が発生します。20%はあそこ、25%はあそこ、実質35%掛かっている所はあそこ。実際にホームページの上位を占めている所です。100万円税込の請負代金の場合、工事代金は約90万円。材料と経費で(工事項目によりますが)30万円としたら残金は60万。サイト運営会社の手数料は100万円に対してなので、20%の場合、20万+消費税=22万円。実際の純利益は38万円。年度末には所得税や消費税の支払いが来ます。作業車の任意保険、税金、産業廃棄物処理費、等々。これではやれません。ゴミを不法投棄したり、床の張替えなんかは既存のフローリング解体後、そのまま床下に放り投げベニヤで塞いでしまったり。木巾木をソフト巾木にごまかしたり。サイト側では、100万円を125万円にすればよいと指南しています。 100万工事の紹介料が20万の利益。サイト運営会社が区内の月100万円のテナントビルに有ります。そのテナントビルの家賃の一部をお客様が支払っていると言えます。

 

その昔、高度経済成長期に、人が増え、建物が増えました。 不動産管理会社がほっとく訳が無く、退去時のぼったくりの原状回復費用請求。あちらこちらに不動産管理会社があるのは工事業者や職人を知っているだけで結構な金額が収入になるからです。工事の利権が管理会社にある訳で、工事業者にとっては仕事をくれる有り難い存在です。ですが、反面、不動産というのは悪どい人達が多く、難癖を付けて工事代金をよく踏み倒します。世の中は昔も今も頭が良い者が上に立つ。サービス業(仲介業者)が上に立ち、製造業(工事業者)は弱い立場にある。だから仕方がなかった。 それが今では念願叶い、このような発信が誰でも出来る。要するに営業が誰でも出来るのだ。(HP運営費は掛かりますが。)不動産管理会社が営業するのではなく、グーグルが営業マンである。結論を言うと、今まで工事代金20%を取っていた不動産管理会社から、マッチングサイト運営会社や一括サイト運営会社に変わっただけである。そこに登録して営業を頼んでいる人達は、業者と偽った3流の用務員おじさんとしか思えなく。工事を知らない人達がサイト運営者、ごまかせる一般のお客さんしか工事しない。