【依頼者の流儀】

11月後半に工事の依頼が来た。

「もしもし、私、原状回復の会社なのですがホームページを見てお電話しました」

「おはようございます。ありがとうございます」

「今この時期、忙しいですよね?」

「内容はどんな感じでしょうか?」

こう、答えましたが「忙しいですよね?」

この一言はもの凄く左右する。

「忙しいと察しますが、お願いしたいと思っています」

こう言うのとでは、天と地。

そもそも、依頼が目的で連絡してくる訳です。

工事をしてほしいというお願いです。忙しいようだったら結構です、では、電話をしてくる意味が分かりません。

こういう例は、東京都の不動産会社が多いです。

駆け引きというのが、日常あり下手に出ると高く見積もられる、上司に言われて連絡しているだけだから取り分け決まらなくてもよい、仕事が無いやらしてほしいという業者だと上から目線で交渉できてストレスが無いと思われますが、そういう方に限って、工事の事は職人に任せればいいと何も勉強しなく現場のことが分からなく、職人さんとの温度差が大きく関係が続く業者は少ない。いつも職人を探していて困っている状態です。

それではいけません。

人は腹を見せるから相手も見せるのです。

工事をやってほしいなら、そういえばよいのです。相手も真剣に交渉に向き合いますし、そもそも業者も仕事が欲しいのです。職人を手の上で転がす位の器量がないといけません。昔は多かった。あの職人に、ゴマをすってでも、やらせろ!ですから。